03-3207-5161

menu

両親へのご挨拶!YESをもらったプロポーズのそのあとに!

プロポーズでYES!の答えをもらうことができたら、いよいよお互いのパートナーの両親への挨拶が必要となってきます。

両親への挨拶は、単に結婚が決まったことを報告し、認めてもらうためだけに行う訳ではありません。あなたの印象を大きく左右する場でもあり、今後の結婚準備や両親とのおつきあいをスムーズにできるかどうかにも関わってくる時間です。

結婚を迎えるにあたって非常に重要な機会のひとつである両親へのご挨拶。
今回は両親へのご挨拶に関わる注意ポイントや、うまくいくためのヒントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

結婚挨拶の日程の決め方

結婚の挨拶をする日程の決め方、その最大のポイントとなるのは「両親の都合」です。

結婚挨拶の趣旨は両親に結婚を認めてもらう、許しを得るということです。両親の都合のよい日を最優先にしましょう。

こちらから「○日か△日あたりがよいと思うのですが、どちらがよいですか」など、挨拶の日の候補を決めてから打診してはいけません。

まずは、両親の都合のよい日をいくつか挙げてもらいます。そのなかから、結婚する2人がスケジュールを合わせられる日を選ぶという流れにしましょう。

どちらの両親から挨拶するべきか悩む方も少なくありません。一般的には女性の両親への挨拶が先ですが、男性が婿養子になる場合は彼の両親への挨拶が先、という形になります。

結婚挨拶の日程についても、まず彼女の両親の都合を最初に聞いて2人でスケジュール調整を行ってください。そのあと、彼の両親の都合を聞いてスケジュール調整する、という順番にしましょう。

結婚挨拶の日までにしておくべき準備

結婚挨拶の日までの準備

結婚挨拶の日までにしておくべき準備としては、服装をどうするか、手土産をどうするかというのももちろんありますが、挨拶そのものに対する準備も非常に大切です。

まずは、3つのポイントをご紹介します。

 

1. 話題になりそうな情報を入手しておく

結婚の挨拶時、どんな話題を出すかというのも悩みどころのひとつです。

お互いに心地よい時間にするためにも、相手の家族構成や両親の趣味・仕事・性格、そして避けたほうがよい話題についてパートナーとよく話し合っておきましょう。

こうした事前準備を忘れ、パートナーの両親にとってタブーとなる話題を切り出してしまっては目も当てられません。

 

2. 聞かれそうなことは答えを用意しておく

結婚の挨拶の際の会話では、さまざまな質問をされることを想定しておくべきです。

親からどんなことを聞かれそうなのか、パートナーと一緒にできる範囲で想像して列挙し、適切な答えを考えておきましょう。

一般的には、あなたの家族構成や勤務先・仕事内容・趣味などをはじめとして、パートナー(両親にとっての娘や息子)のどんなところが好きなのか、あなたの親がこの結婚についてどう思っているのかなどを聞かれるケースが多いようです。

想定される質問への回答はしっかりと準備するほか、「結婚にあたって、ご両親が気にしていそうなこと」を考えておきましょう。

 

3. パートナーと意見をすり合わせておく

結婚式や結婚後の生活などについて、2人である程度意見をすり合わせておくことも非常に大切です。

すり合わせをまったくしない状態で挨拶にのぞむと、結婚式や結婚後の生活などについて、2人の話が大きく食い違ってしまう可能性もあります。両親にとっては、我が子の結婚に対する不安材料になりかねません。

どんな結婚式をどこでやりたいと考えているのか、結婚後の住まいについてどう考えているのか、結婚後、2人の仕事や働き方のスタイルはどのような形にする予定なのか、家計管理などはどう考えているのかなど、パートナーとしっかり意見をすり合わせておきましょう。

意見のすり合わせは、挨拶時の会話がスムーズに進めるためだけでなく、パートナーとお互いの認識の違いを見つけるためにも必要です。事前にお互いの意見を出して話し合えば、あらかじめ妥協点をみつけておくことができます。

お互いの意見のすり合わせは、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクを減らすことにもつながるのです。

 

結婚挨拶時の服装について

結婚挨拶時の服装も、あなたのイメージを左右する大切な要素のひとつです。

男性・女性それぞれにおすすめの服装について解説します。

男性におすすめの服装

男性におすすめの服装としてまず挙げられるのはスーツですが、ジャケットとセットではないパンツを組み合わせたいわゆるジャケパンスタイルでもとくに問題はありません。

ただし、パートナー側の家の格式が高い、親が厳格なタイプであるという場合には、スーツを選ぶほうが無難です。

もちろん、気をつけるべきは服装だけではありません。髪を整え、ひげはきちんと剃ってください。

靴下は汚れのないきれいなものを用意し、靴のお手入れも忘れずにしておきましょう。

また、男性が挨拶の際にアクセサリーなどをつけていくのはおすすめできません。

女性におすすめの服装

女性はスーツよりもワンピースやフレアタイプのスカートなどの、やわらかい印象を与える服装がおすすめです。靴はヒールが高すぎないパンプスにしましょう。

髪は落ち着いた色で清潔感ある髪型にして、メイクも派手にならないよう、ナチュラルメイクを心がけてください。

アクセサリーはあくまでワンポイント程度で華美にせず、バッグなども高価すぎるブランドものなどは避けましょう。

 

結婚挨拶時に持参する手土産について

結婚挨拶時に手土産を持っていくことは必須です。部屋に通されて挨拶が終わってから、手土産を渡しましょう。

手土産の相場は3,000~5,000円程度。しかし、相場よりもさらに気をつけなければいけないのが、手土産を購入する場所です。

たとえば、これからうかがう両親宅の近くで手土産を購入するのは避けましょう。「手土産の用意を忘れたため、近くで慌てて買ってきた」というマイナスのイメージを与えかねません。

パートナーに両親の好みなどを聞いて、その好みに合いそうなものを、できれば自分の実家近くの店などから選ぶのがおすすめです。

 

結婚の挨拶における基本的マナー

結婚の挨拶をする際の基本的なマナーを6つご紹介します。

●1. 早すぎる時間は避けて訪問する

時間を守ることは大切ですが、早すぎる訪問も迷惑になります。約束の時間ちょうどか3分前程度をめやすに訪問しましょう。

なお、5分以上の遅刻となりそうな場合には、必ず事前に連絡を入れてください。

●2. 身だしなみのチェックと玄関先の挨拶

チャイムを鳴らす前に、お互いの身だしなみをチェックしましょう。コート類は玄関に入る前に脱いでおき、靴の汚れなど細かい点にも注意してください。

扉を閉める際は、必ず扉のほうを向いた状態で閉めます。

玄関先の挨拶も大切です。「○○です、本日はお時間をとっていただきありがとうございます」など、軽く挨拶しましょう。

●3. 家に上がるタイミングや座る場所に注意

ご両親に上がるよううながされてから家に上がりましょう。

室内側を向いた状態で靴を脱いでから、あらためて靴を自分の手で揃えてください。靴を揃える際は両親に背を向けないよう、横を向いて座った状態で揃えるのがベストです。

部屋に入ったら下座の席に向かいます。両親から別の席に座るよううながされた場合は、すすめられた場所に座ってください。

●4. 手土産や飲食のマナー

席に座る前にあらためて挨拶をして、手土産を渡します。

手土産は紙袋などから出して、必ず両手で持って手渡すこと。手渡す際には、「つまらないものですが」などと謙遜するよりも「○○のお菓子がお好きだとうかがいましたので」「私の地元で特に評判のお菓子をぜひ召し上がっていただきたくて」などといった言葉を添えるのがおすすめです。

また、お茶やお菓子を出された場合は、いきなり手をつけず、必ず「いただきます」を言いましょう。手をつけたものは残さないようにします。

●5. 明るくハキハキと感じよく話す

いきなり結婚の話を切り出さず、最初は軽い歓談や自己紹介からスタートしてください。歓談や自己紹介がひと段落したところで、結婚報告をするのがおすすめです。

結婚報告が済んだらあらためて歓談をし、場の空気をほぐすようにします。聞かれたことにはハキハキと明るく答えるよう心がけましょう。

●6. 退出のタイミングと帰宅後の連絡

話が弾んでもあまり長居しすぎるのは禁物です。2時間程度をめやすに「そろそろおいとまさせていただきます」と切り出し、退出してください。

席を立った際、「本日は本当にありがとうございました」とお礼の言葉を添えることも忘れないようにしましょう。

帰宅後はあらためて、時間を取ってもらったことへのお礼と、無事に帰宅した報告をかねて電話するのがおすすめです。

挨拶時に両親とLINEやメールができるほど打ち解けていれば、LINEやメールでのお礼でもよいでしょう。女性の場合は2~3日以内にお礼状を郵送すると、より丁寧な印象を与えられます。

 

結婚の挨拶は「両親が主役」のスタンスで準備&実行しよう

プロポーズにOKをもらって結婚が決まり、両親へ挨拶する際に大切なのは、「両親が主役」というスタンスです。

「主役はこれから結婚する自分たちだ」と思い込んでしまう人は少なくありません。

しかし結婚の挨拶の目的は、お互いが結婚することに合意したことの報告であると同時に、「結婚をそれぞれの両親に認めてもらう・許してもらう」ということでもあります。

結婚を認め、許す立場である両親こそが主役であると考え、準備の段階から失礼のないよう心がけていくことが大切です。

相手の両親を尊重し、真心をもって準備しましょう。誠実にいどめば、挨拶時の印象も自然とよいものになるはずです。

緊張でガチガチにならないように、がんばりましょう(^^♪