披露宴総額の見積とのギャップとは?作成時に確認するべきポイント紹介
結婚式よりもお金がかかるのは披露宴です。結婚式も披露宴も見積を出してもらったうえで、契約をすることになりますが、披露宴の見積と実際の費用にかなりギャップが出てしまった先輩カップルもいます。
そこで今回は披露宴の見積と実際にかかった費用の差や、見積を作成してもらうときにチェックするポイントを解説!
費用面で後悔を残さないためにも、これから結婚式を挙げる方はぜひ参考にしてくださいね。
見積と実際の費用の差とは?
結婚式の披露宴の見積金額と実際にかかった費用に大幅な差が出てしまったことで、不満を持つ方は少なくないでしょう。
見積と実際の費用の差が生じてしまう原因や、防止策について解説します。
見積が出るタイミングとその内容
まず、披露宴の見積をもらうタイミングとしては、ブライダルフェア・式場の見学時、候補を絞って具体的な内容を相談するとき、本契約後の3回です。
*セレス高田馬場では安心してお打合せを進めて頂く為に、本契約後も内容に変更が出るたびにお見積りのご説明と最新見積書をお渡ししておりま為、回数に制限はありません。
ブライダルフェア・式場見学時は会場決定をする前の見積は、おおよその披露宴費用を参考資料としてもらうことになります。このときの見積は具体的な内容が含まれていないため、あくまで「だいたいこれくらいかかるんだな」と参考にする程度に留めておきましょう。
この時点である程度具体的な内容や招待するゲストの人数を提示しておけば、実際に払う費用に近い見積を出してもらえます。
候補を絞って具体的な内容を相談するときは、ブライダルフェア・式場見学時と違ってお2人の要望を式場側に伝えて、より具体的な見積を作成してもらいます。このときに出してもらった見積を参考にして、最終的に式場をひとつに絞っていくことになるでしょう。
日程・衣装・挙式スタイル・演出など、できるだけ具体的な内容や希望を決めておくことが大切です。細かく固まっていれば、見積と実際の費用の差をある程度避けられます。
ただし、本契約したあとで内容や希望を変更すると、このときの見積とはかなりギャップができてしまう場合があるため、注意しましょう。
最終的な見積が出るのは、本契約を行なったあとです。この段階になると担当のプランナーとともに内容の詳細を決めて、予算を相談しながらお金をかけるところと節約するところを決めます。
この見積は1回ではなく、納得するまで何度も出してもらえます。内容を調整して、いくつかのパターンを作成してもらうことも可能です。見積と実際にかかる費用を乖離させないため、極力あとから追加することがないようにしておきましょう。
どの見積段階でも具体的な内容を伝えることが大切
見積金額と実際にかかる費用が多少変わってしまうのは仕方ありません。ただ、大幅に披露宴にかかる費用の総額がアップしないようにするためには、どの段階でもできる限り具体的な内容を伝えることが大切です。
ブライダルフェア・式場見学時は、まだ具体的な内容が決まっていないとは思いますが、希望があれば遠慮せずに伝えるようにしましょう。
ゲスト人数があいまいなら最大の人数で、必要なアイテムが具体的に決まっていなければランクが一番高いもので見積を出してもらっておくのがおすすめです。予算が決まっている場合は、必ず「この予算内で収めたい」ということを伝えておくとよいでしょう。
また披露宴にかかる費用の見積に載っているのは、会場に支払う必要があるものだけです。
ご自身で用意するものやブライダルエステなどにかかる費用、ゲストのお車代などは含まれません。思わぬ出費で予算オーバーにならないよう、見積に含まれない項目もしっかりチェックして、費用の総額を計算しておいてください。
披露宴のお見積で確認するべきポイント
披露宴の見積を出してもらったときにチェックするべきポイントを、アイテム別に紹介します。
〇料理・コース
ブライダルフェアや式場見学のときの見積では、一番低いランクや真ん中のランクで見積が出されることが多いです。料理のランクをアップすると、ゲストの人数分費用が上乗せされることになりますので、料金は一気にアップしてしまいます。
見積の段階で設定されているコースと内容を、しっかり確認しておきましょう。
また、ゲストにお子様がいる場合は、お子様コースを別で用意することになります。お子様のコースが見積に含まれているか、何歳までお子様コースが適用されるのかを必ず確認しておいてください。
〇ドリンクコース
料理と同様にドリンクコースにもランクがあります。見積に含まれているドリンクコースのランクと内容も必ず確認してください。
コースのランクが低いとビール・焼酎・ソフトドリンクのみという場合が多いです。ゲストのなかにはビールや焼酎は飲めないけれど、ワインやカクテルなどは飲めるという方もいらっしゃるかもしれません。ゲストがドリンクを楽しめるように、細かくチェックしてください。
また、メニュー外のドリンクをオーダーできるか、オーダー可能な場合はその費用についても確認しておくとよいでしょう。
〇ウェディングケーキ
ウェディングケーキによっても費用は変わります。見積時のケーキもしっかりチェックしてください。
ウェディングケーキは、ケーキ台やナイフなどに装花を施して会場を彩るアイテムにもなります。装花代が含まれているのかを確認しておくとよいでしょう。装花が含まれていなければ、見積に含めてもらうのがおすすめです。
〇デザートビュッフェ
料理と別にデザートビュッフェを用意したいカップルも少なくありません。
デザートビュッフェの相場は一人当たり1000円~2000円程度です。ゲストの人数が多ければかなり金額がアップしてしまう原因となります。もちろん、提供されるデザートの内容についても細かく確認しておきましょう。
なかには、『特典としてデザートビュッフェを用意してもらえないか』、会場と交渉する先輩カップルもいるようですよ?!
〇控室使用料
会場を使用する料金は「会場使用料一式」として見積に書かれていることが多いです。控え室の使用料金も会場使用料に含まれているのか、確認してください。
当日は新郎新婦の控え室だけでなく、親族の控え室も必要になります。これらが含まれていなかった場合、料金が跳ね上がってしまう可能性があります。
〇持込品
結婚式にかかる費用を節約するために持込品を利用するカップルや、手作りアイテムを用意したいカップルも少なくありません。
持込可能なアイテムに制限があったり、持込手数料が発生したりするかもしれませんので、注意しましょう。
見積の時点で希望する持込品を伝え、持込が可能か、手数料がかかるのかを確認しておくのがおすすめです。
〇ドレス
ウェディングドレスは結婚式でとても大切なアイテムです。なかにはこだわりがあるドレスをレンタルしたり、オーダーメイドのものを用意する方もいるでしょう。
ドレスを持込する場合、手数料がかかってしまう式場も多いです。式場のドレス以外を用意しようと考えている方は、ドレスの持込手数料も必ず確認してください。
〇リハーサルメイク
初回の見積に含まれていないケースがあるのが、リハーサルメイクです。リハーサルメイク費用は、結婚式当日のメイクや髪型を決めるときにかかります。見積料金に含まれているかどうか必ず確認しましょう。
髪型やメイクにこだわりがなければ、リハーサルメイクを省いて費用を節約してもよいかもしれません。
〇写真・映像関係
写真のみか、写真にくわえて映像も撮影するのかで、費用が大きく変わります。
また、依頼するカメラマンによっても、費用が異なります。思い出に残る大切な写真・映像になりますので、見積時にカメラマンについても確認しておくとよいでしょう。
また、写真・映像の納品形式についても押さえておくのがおすすめです。焼き増しを防ぐために、データ納品を行なっていない式場もあります。
〇ムービーは自作・専門業者も
オープニングムービーや自己紹介ムービーを自作するカップルも多く、見積に含まれていない場合があります。式場に手配してもらうこともできますので、費用を確認しておきましょう。
こだわりがあれば、式場にお願いするのではなく、ご自身で専門業者に依頼する方法もあります。式場に依頼した場合との料金の差をチェックしておくとよいでしょう。
〇演出
披露宴では照明を使った演出やスクリーンを使った演出など、さまざまな演出が可能です。内訳がくわしく書かれていない場合は、どんな演出が可能なのかを確認しましょう。見積に含まれていない演出を希望する場合は、料金も確認することをおすすめします。
たとえば余興でカラオケが必要な場合、式場にカラオケ機器があるかどうかをまず確認してください。カラオケの利用料が発生するケースもありますから、あわせて確認が必要です。
〇印刷物
招待状などのペーパーアイテムのほか、披露宴ではテーブルに設置するペーパーアイテムを用意することになります。これらの費用が含まれているか、また見積費用に含まれる印刷物にどんな選択肢があるかを確認しておきましょう。
ペーパーアイテムはご自身で手配することも可能です。バリエーションも豊富なので、オリジナリティを追求しても楽しいでしょう。ただし、持込の場合は手数料がかかることもありますので、必ず確認しておいてください。
〇引き出物
会場手配で引き出物を用意する場合は、見積に何品分の引き出物が含まれているかを確認しましょう。
また、一部のゲストの引き出物のランクを上げる場合は、早い段階で決めておけば、あとから費用がアップするのを防げます。
披露宴の見積の不明点はしっかり確認しよう
披露宴の見積は、内訳がざっくり書かれている場合も少なくありません。含まれていると思っていたものが実は含まれていなかった、というトラブルも起こりがちです。
見積に関して不明点があれば、必ず確認しておきましょう。とくに「◯◯一式」と書かれているようなものは、どんなものが含まれているか細かく確認しておくのがおすすめです。
必要な費用が含まれているかその都度しっかり確認しておけば、見積と実際の費用の乖離を防ぐことができるでしょう。