披露宴の今どき ”演出♡vol.1”
「披露宴って何か演出しないとだめですか?」こんな質問を頂く事もありますが
実は結婚式自体が演出ですので、そんなに悩まなくてもいいんです!
もちろん式場様側からすれば、演出商品を紹介し販売できれば売り上げになるという考え方もあるでしょう。
一番は何のために演出を取り入れたいのかが重要です。
演出♡vol.1ではケーキ入刀について
昔からウェディングケーキへの入刀の演出は、挙式を行い夫婦としての最初の共同作業と言われており、
司会者さんのコメントにも「夫婦になって初めての共同作業ですね~♡」なんてコメントしていましたが
今は親御様と一緒に…。キューピット役と一緒に…。お子さんも一緒に…。
など多種多様になっております。
夫婦の共同作業というよりは、どうしたら写真映えするか?幸せアピール?ゲストにケーキを食べてもらいたいから
ケーキ入刀をしたいなどの理由が多く上がります。
写真映えを第一希望の方には・・・・・
ドロップケーキ
イミテーションケーキ
バウムクーヘン入刀
等はいかがでしょうか。その他にもご飯好きには≪おにぎり入刀≫ゲストの方にもおにぎりを振る舞い、ファーストバイトやラストバイトの際にはその場で、新郎新婦やお母様がニギニギ!!
ウェディングドレスを着てニギニギtime♡なんて、楽しいと思いませんか(笑)
ケーキ入刀の演出は披露宴前半に行う事が多いですが、お色直し後の後半に入刀を行い、そのまま新郎新婦がゲストの皆様へ切り分けるなんて事も!!大きさが違ったり、断面がちょっと残念だったり、みんなが笑顔になる演出ですよ~♪
シャッターチャンスも多くあるし、360度から見ても楽しめるのでもしこの演出を行う際には、会場の中央で行う事をおすすめします。末席にお座りになっている親御様も近くで見れるので、演出だけにとどまらず感謝を伝えられる演出になりますよ(*’▽’)
ちなみに、ウェディングケーキの由来もお伝えしておきますね。
【Weddingケーキ】が結婚式で登場するようになった由来は諸説あります。
そもそも結婚式に使用されるアイテムには諸説あるもののそれぞれに意味合いもあるんです!
昔はケーキの代わりに小麦粉を使用してビスケットやパンが使われていました。この『小麦粉』を使用して…の部分ですが、小麦は一つの穂に沢山の実を付けることから繫栄や子宝を意味しています。(ライスシャワーも同じような意味で用いられています)
そして、結婚式に集まって頂いた皆様に振舞うことで、幸せのお裾分け、出席できなかった方にも持って帰ってもらったりしていたんです。
やがてビスケットやパンの代わりにナッツやドライフルーツなどを入れたパウンドケーキになり、2段重ねやシュガークラフト、飴細工などで華やかさとデザイン性がプラスされていきました。
白いウェディングドレスを初めて身にまとったヴィクトリア女王の結婚式では、3段重ねのウェディングケーキが登場し、メディア(当時は新聞のみでしょうか…)にも取り上げられました。
巧妙な技術が必要なケーキは高貴な方のみが用意できる特別なケーキとなり、世界中に3段重ねのケーキが知られることとなりました。
日本では戦後に洋菓子の文化が徐々に広まり、結婚式にも取り入れられるようになり今に至る。
3段のシュガーケーキの意味合いは、一番下を当日集まって頂いた皆様へのお裾分け、中段は出席できなかった方へ持ち帰って頂く、そして一番上はお二人の記念日に食べるという事で日持ちがするように作られていたんですよ。
ここまでウェディングケーキの事を知っていると、ちょっとケーキ入刀をしようかな~なんて思いませんか?